着付け教室に入って友達増えてなんかうれしい
母が死んでから貰い手のない着物がどっさと送られてきた。二人の弟の嫁は全く興味がないのか実の母のものではないのでいらないのか欲しがらなかったみたいだ。結構いいものが入っていたのに。父も着物好きだったので男物の着物で大島や紬のしっとりした色の着物が入っていた。
着付けサークルで初めて世間の奥様方と話す機会を得て、嫁姑のいろいろを聞くことになった。(ずっと仕事をしていたので世間話は苦手。)何人もの人が姑の着物なんか見るのも嫌、手を通すなんて考えられないといっていた。 わたしはいいものだったら貰ってもいいかなと思っているので他の人よりは嫌がってないのかもしれない。自分からは欲しいとは言わないけれどあげると言うものは、欲しいものだったら遠慮なく頂くことにしている。 めったにあげると言わない人なので機嫌のいいときが少ない。それでそんな時は絶好のチャンス。素直に有難く頂いてしまいます。
自分でもちゃっかりしていると思う。
姑は血液型のB型が嫌いらしくB型になってみたい、わたしは神経質なA型だからと言っていますが、なかなか無神経は超一流の息に達しています。
うちもいろいろあるけど、B型は勿怪の幸いと感謝している。
でも、みなさんのお話を伺うと凄いものがあります。姑に気を使い、遠慮して暮らしているうちに心臓にペースメーカーをいれるようになった人がいた。その方は優しい方で姑がどんな嫌な人だったか一言も話さなかった。やっぱり奥ゆかしい人なんだと思った。見た感じも色の白い柔らかいもの言いをする人だった。 わたしならきっと友達に愚痴りまくって「あのばばあ」で締めくくるだろうと思う。友達はビール、わたしはBAROLOのすみれやバラの香りのワイン片手にいい気分で。心臓は大事だもの。