Posts made in 12月, 2010
初めは主任一人で寂しく基礎工事が始まった。相棒のケンちゃんがインフルエンザにかかったそうなのだ。二人で始めたかったのに熱が高くて仕事ができそうにもなくて残念だと言っていた。一人でもしっかりした働きぶりでした。
設計図を見たけどおしゃれなお店になりそうですね。僕も来たいと思います。楽しみでケンと頑張りたいと思うなんてうれしいことを言ってくれた主任さん。名前を聞くのを忘れた。こんないい人の名前は覚えておきたい。ちょっと休憩して缶コーヒを飲んだ。
2日後、仕事を再開した主任の後ろにケンちゃんがいた。主任より年下のはずが主任より老けた感じ。でも、ケン、ケンと呼ばれて仕事に励んでた。ときどき疲れたように立ってたが、声は明るかった。お正月が近いので稼がないとだめだと言いながらも楽しそうだ。デートの約束でもあるんだろう。デートも仕事も頑張って。ブルチャークを好きになってくれた人が工事をしてくれるのは嬉しい。明日は土をいっぱい運ぶそうです。基礎の形に土が掘られただけだけどこのくらいの広さになるのかなんて、想像しやすくなった。キッチンもなんかいい感じ。
着付け教室に入って友達増えてなんかうれしい
母が死んでから貰い手のない着物がどっさと送られてきた。二人の弟の嫁は全く興味がないのか実の母のものではないのでいらないのか欲しがらなかったみたいだ。結構いいものが入っていたのに。父も着物好きだったので男物の着物で大島や紬のしっとりした色の着物が入っていた。
着付けサークルで初めて世間の奥様方と話す機会を得て、嫁姑のいろいろを聞くことになった。(ずっと仕事をしていたので世間話は苦手。)何人もの人が姑の着物なんか見るのも嫌、手を通すなんて考えられないといっていた。 わたしはいいものだったら貰ってもいいかなと思っているので他の人よりは嫌がってないのかもしれない。自分からは欲しいとは言わないけれどあげると言うものは、欲しいものだったら遠慮なく頂くことにしている。 めったにあげると言わない人なので機嫌のいいときが少ない。それでそんな時は絶好のチャンス。素直に有難く頂いてしまいます。
自分でもちゃっかりしていると思う。
姑は血液型のB型が嫌いらしくB型になってみたい、わたしは神経質なA型だからと言っていますが、なかなか無神経は超一流の息に達しています。
うちもいろいろあるけど、B型は勿怪の幸いと感謝している。
でも、みなさんのお話を伺うと凄いものがあります。姑に気を使い、遠慮して暮らしているうちに心臓にペースメーカーをいれるようになった人がいた。その方は優しい方で姑がどんな嫌な人だったか一言も話さなかった。やっぱり奥ゆかしい人なんだと思った。見た感じも色の白い柔らかいもの言いをする人だった。 わたしならきっと友達に愚痴りまくって「あのばばあ」で締めくくるだろうと思う。友達はビール、わたしはBAROLOのすみれやバラの香りのワイン片手にいい気分で。心臓は大事だもの。
3回くらいしか会ったことはないんだけどこのおじさんの心意気が好き。 歳は75~76位だと思うけど、奥さんを亡くして一人暮らしです。 前は有名な誰でも知っている会社の次長までやって退職したひとらしい。 有名な会社の次長がどれくらいの年収なのか、どれくらい偉いのか、あんまり良くわからないけどそこそこだったんだと思う。 そこそことはどれくらいと聞かれても答えることはできない。
そのおじさんが嫁を亡くして一人になったので、みんな持ってるものを息子の家に換えてしまったんだって。 息子に家を建ててあげたということか。 今は1DKの台所も使えるかどうかという狭い部屋に一人で住んでいるらしい。
このご時勢で、減ってしまった17万ちょっとの年金でやりくりしてるらしい。 男ひとり死ぬまで自分勝手に楽しもうと、財産を息子にあげてしまったらしい。 退職金もつぎ込んだんじゃないのかなあ。 でないと1軒の家は無理じゃないかな。
一人でひょうひょうと暮らしていて、詩吟を習っていたら、後輩に82歳のばあさんが入ってきて、気が合って家を行き来するようになったという。
うちの叔母はぜったいお金を離さない人で、「お金は離したらあかん。 ひとはお金がないと馬鹿にされる。 わたしは使い切れんほどあるからこの年でも幸せや。 若いときから苦労したけど、お金儲けは上手やったし努力もした。 赤の他人の世話もしてきた。 仏様がわたしについてくれてはんねん。 どや、わたしの顔見てみい。 優しい仏さんみたいええ顔してるやろ。 この年にしては肌もつるつるやし。 せやから、いつお迎えが来てもええねん。 わたしは幸せやわ お金は持って死なれへんけど離したらあかんねん。」と言ってた。 銭ゲバばあさんだ。 憎たらしいことも結構言う。 でも本当に昔よりは優しい穏やかな艶々した顔しているなんでやねんやろう。 人にどのくらい優しいかはわからない。自己申告だから。
どこが気が合うのかこのおじさん、考え方が全く違うように思うけど、兄弟みたいに、昼ごはんを食べに来たり、おかずを貰って帰ったりしている。 全部息子にやってしまったおじさん。ひとりで自分の人生を思うままに締めくくろうとしている。 わたしはこのおじさんの腹の括り方が好きだ。
お金で人の心を釣って大事にして貰おうとする根性は嫌いだ。 見せびらかして人の心を試そうとする行為も嫌いだ。 結構そんな奴が多い。 貰ってもいない絵に描いた餅でつられたくはない。そんなもので釣ろうとする奴はいつか痛い目にあえばいいと思う。
このおじさん、子供きっとひとりかも知れない 子供が本当にかわいいんだろう。 自分ひとりはなんとかなると言う判断を下したらしい。顔は情けないけど心は錦。 息子は幸せ者だ。 おやじに感謝したほうがいい。
おばさんの家に来ては携帯の番号を入れさせられたり、蛍光灯を換えさせられたり、ビデオが変になったと修理させられたりしている。 今もわたしの弟が、叔母さんが好きだと言う遠くのパン屋で買ってきたパンを、「他の人はおいしいと好きらしいけど、わたしは甘い牛乳の入ったパンは嫌い。」と、我が儘を言って、自分が食べないから、もったいないとおじさんにバターをつけて、ちゃんと焼いて、おいしいコーヒーも入れたやって、食べさせていた。親切なんだかパンがもったいないだけなのかわからない。
このおじさん、我が儘叔母さんとよく付き合えると思う。 わたしは2回くらいはいいけど、3回目は疲れるのでお断りしたい。でも、妙に時間が立つと会いたくなるおばさんではある。
図書館での出来事
今日図書館に行って916番の本を探してと言われて、文学の本だとは分かったけれど、何の本かわからないので、もう1度検索したら宮本照夫さんの本とわかった。916という本はあんまりなくて、宮本さんの名前も見当たらなかったので予約することにした。
図書館の職員が検索してくれたんだけど、急にたかりですか、ゆすりですかと聞くもんだから、
なんだと思ったら、「ヤクザが店にやってきた」という本で、ゆすり編とたかり編があるらしい。なんか空恐
ろしい内容なんだとびっくりした。
今は貸し出されていてないので予約しますかと聞かれたので、お願いしますというと、三人待っていらっ
しゃいますので少し遅くなりますがよろしいですかと聞いてきた。
「えっほんと?」と思ってしまった。 こんな題名の本なのに読みたい人がいっぱいいるんだ。びっくり。
ヤクザが身近なのかな。 もう一つの宮本さんの本も待っている人がいるという。こっちは2人目だから
予約することにした。読みたい人ってお店やってる人なんだろうか。
やっぱりヤクザがショバ代取りに、今もきてるのかな。 ちょっと恐い現実があるみたい。おまわりさんに
頑張ってもらわなくっちゃ。お巡りさんと日本弁護士会の人たちが、今がんばってくれているということです
が、私たちみんなが応援していかないと安心できる街にならない。ゆすりたかりという言葉がない街にしたいです。