世界を見る目が変わる50の事実 

 ジェシカ・ウィリアムズ (英国国営放送BBCのジャナリストから)

 なぜかこの本が気にになっていたので、ここで少しずつまとめたいと思います。

まず第1は、日本女性の平均寿命は、84歳。ボツワナ人の平均寿命は39歳。

ワイナリー

日本女性の平均寿命も最近怪しいものではありますが・・・。なぜなら最近になって、100歳以上の高齢者のなかで生きているか生きていないのかがわからない人が大勢出てきてしまったのだから。80歳以上や100歳以上にもなっている親の所在が20年も30年もわからないでそのままにしている親子関係は変に決まっている。親の年金欲しさに死んでもそのままにしていたというから何を考えているのか理解できない。酷いのは同じ家に住んでいて20年も30年も開かずの間で、死んでいるのかどうかもわからずにほおって置いたということだ。娘と孫がである。どんな親子関係だったのだろうか。想像できない。生きているときからお互いを思いやる気持ちは持ち合わせていなかったのだろうか。気の毒ではあるけれど、それぞれの生き方の結果ではあるのだろう。日本女性の平均寿命は短く変化するかもしれない。

さて、ボツワナだけれども、アフリカ南部にある内陸国で、共和制をしいている国ということです。大辞林を引いてわかった国で、カラハリ砂漠が国土の大半を占めているらしい。牛、羊の牧畜が主な産業で、人口180万人で、1966年にイギリスから独立している。

ボツワナでは、2002年生まれの赤ん坊は、平均して39年の寿命しかきたいできないというのだ。エイズがなかったら30年は寿命が延びるらしい。2010年までには、ボツワナ人の平均寿命はわずか27歳になってしまうと予想されている。先進国の100歳の寿命を期待するなど途方もない夢の考えではある。エイズは途上国の人々の寿命を確実に縮めている。中央アフリカや南アフリカでは平均寿命が延びるどころか、HIV エイズの蔓延のため短くなっている。アメリカ国勢調査局は、エイズのために数百万の死者が出ると予測し、そのため51カ国で平均寿命が短くなると考えているというのだ。

今、最も被害が大きいのはアフリカ諸国らしいけれど、中国、インド、旧ソ連諸国でこの10年以内に数百万人のエイズ患者がでると考えられているという。世界銀行ではエイズを予防するため、公衆衛生を改善して疾病をなくす方法を知らせたいが、識字率が低く、教育機会があまりうまくいってない状況では実現は困難だという。

エイズ患者の治療には非常にお金がかかるというのだ。イギリスの国民健康保険は、エイズ患者一人に、推定で年間1万5000ポンド(約300万円弱)のお金を支出しているというのだが、健康保険制度に重くのしかかっている費用になっている。

 世界銀行は、資金は教育と予防に使うことを勧めている。死が避けられない人にではなく、まだ健康な人に絞って面倒をみるということらしい。エイズはまだ広がっている。

はるか武蔵浦和でワイン飲みながらこんな心配をしてしまった。

秋の別所沼